碧いラフレシアの花 その182 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


次の日の朝、玄関の呼び鈴が鳴ったので真帆がドアを開けてみるとTAKAが立っていた。


「あー、TAKA。KENちゃんは今買い物に行っていないよ。お昼から事務所の人と一緒に引越しを手伝いに、そっちに行くって言ってたけど・・。・・・、アレ、どうしたの??」

「あ・・・、これ預かってて・・・。」

TAKAがカバンからクッキーの缶を出した。

「・・・・。」

「ヤバイ物だから・・ごめん・・。事務所にバレるとキツイから・・。」


「あ・・・あ。分かった。」



「真帆も引越しの手伝いにおいでよ。」

「え・・・、ちょっとそれは・・・。」

「俺のことやっぱ無茶苦茶だから・・嫌いなの?」

「嫌いだと思った事なんかないよ。」

「じゃ、おいでよ。」

「仕事がいっぱい溜まっていて・・・。ごめん。」


TAKAが子供っぽく泣く真似をした。


それから「じゃあね。またね。」と言ってTAKAがドアを閉めた。