碧いラフレシアの花 その175 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

ツアーバスが一晩かけて夜行で都内に出て来た。


朝早く真帆がKENちゃんを待っていた。


しばらく経って・・・さゆりさんが脚を引きずるようにして現れた。


すごく太って明らかに妊娠後期だった。

すごくお腹が目立った。


TAKAはもう逃げられない・・・・・・・。


さゆりさんは真帆を見て何も言わなかった。


真帆は昔自分が流産した時の事を思いだした。


この子は生きるんだな・・・


夏の終わりの太陽が力いっぱい輝こうとしていた。


バスがやってきて


世界で一番愛しているKENちゃんが


出てきた。


4ヶ月ぶりだった。


KENちゃんが真帆を見て抱きついた。


色んな想いが溢れて

真帆が泣き出した。