碧いラフレシアの花 その173 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

TAKAはぼんやりと夏の終わりの曇り空を窓から見ていた。


蒸し暑くて夕立が来そうだった。


さゆりさんが子供を産むまでは

何も決めたくない。


認知も

結婚も


子供が産まれてから

考えよう。


自分は結婚もしたくないし

子供が欲しいなんて思ったことは

いまだかつて

一度も

ない。



厚い雲から閃光がのぞいた。

稲妻が走ってどしゃぶりになった。




美奈はアパートを引き払った次の日に

死ぬ・・と留守電を入れた。


TAKAから盗んだドラックをまとめて試して

自殺目的のOD死・・・・・か・・・


それともただの脅しか・・・



女が死んだと思ったら・・・・

次は子供かよ・・・・


もう


どうでもいいよ。

疲れるよ。