碧いラフレシアの花 その170 KENちゃんの浮気 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

ツアーが始まって1ヶ月くらい経った。

TAKAのグルーピー狩りが快調に続き、いつもKENちゃんと一緒の相部屋に連れ込んでやっていた。


マネージャーの田畑さんがTAKAの動向に呆れて

「評判を落とすからほどほどにしろよ・・。」

・・・と夕食のカレーライスに福神漬けを乗っけているTAKAに向かって、女遊びに対して注意した。


「女の子は怖いんだよ・・。」・・・と田畑さんが諭すようにTAKAに言った。


「オマエも一緒か・・?」と田畑さんがKENちゃんに聞いてきたので・・・

「僕はそんなことはしない。」とKENちゃんが答えた。





ある晩、地方でTAKAが地元のファンの女を二人、KENちゃんとTAKAの部屋に連れ込んだ。

TAKAは泥酔していた。

部屋に入るとき「ほらー!KENちゃんもいるよー!」と笑いながら二人のグルーピーに言った。


「TAKAちゃん。俺もう本当に寝たいんだけど。体が資本なんだけど・・・。」

KENちゃんがげんなりした。


「一緒に飲むくらいいいでしょ?」とTAKAが言った。


女二人が腐る程ビニール袋の中にビールを入れて持ち込んでいた。



もう俺は理性がもたないのではないか・・・


KENちゃんはぼんやり思った。


「ツアー中の浮気は、浮気に入らないんだよ!KENちゃん!」

TAKAが酔っ払ってへらへら笑いながら言った。


「妻の妊娠中の浮気も浮気に入らない~~~~~~~。」

TAKAがそう言いながら笑った。


これはビール以外にも何か薬物をやっているんだろう・・・

ハイなTAKAを見ながらぼんやりと思った。