ツアーが始まって1ヶ月くらい経った。
TAKAのグルーピー狩りが快調に続き、いつもKENちゃんと一緒の相部屋に連れ込んでやっていた。
マネージャーの田畑さんがTAKAの動向に呆れて
「評判を落とすからほどほどにしろよ・・。」
・・・と夕食のカレーライスに福神漬けを乗っけているTAKAに向かって、女遊びに対して注意した。
「女の子は怖いんだよ・・。」・・・と田畑さんが諭すようにTAKAに言った。
「オマエも一緒か・・?」と田畑さんがKENちゃんに聞いてきたので・・・
「僕はそんなことはしない。」とKENちゃんが答えた。
ある晩、地方でTAKAが地元のファンの女を二人、KENちゃんとTAKAの部屋に連れ込んだ。
TAKAは泥酔していた。
部屋に入るとき「ほらー!KENちゃんもいるよー!」と笑いながら二人のグルーピーに言った。
「TAKAちゃん。俺もう本当に寝たいんだけど。体が資本なんだけど・・・。」
KENちゃんがげんなりした。
「一緒に飲むくらいいいでしょ?」とTAKAが言った。
女二人が腐る程ビニール袋の中にビールを入れて持ち込んでいた。
もう俺は理性がもたないのではないか・・・
KENちゃんはぼんやり思った。
「ツアー中の浮気は、浮気に入らないんだよ!KENちゃん!」
TAKAが酔っ払ってへらへら笑いながら言った。
「妻の妊娠中の浮気も浮気に入らない~~~~~~~。」
TAKAがそう言いながら笑った。
これはビール以外にも何か薬物をやっているんだろう・・・
ハイなTAKAを見ながらぼんやりと思った。