碧いラフレシアの花 その154 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


次に乱人君がイエローのジャケットを見せた。

「昔買ったんだけど・・やっぱ合わせずらいし・・。」

素材が塩化ビニールで、小学一年生がランドセルの上に交通安全用カバーにするような、本当の真っ黄、黄・・で光沢感が妙に眩しかった。

「これは合わせずらいだろうよ・・・。」

TAKAが息を飲んだ。

「ルパン3世みてぇ。」KENちゃんがぼやいた。

「最近ついてないよ。」TAKAが言った。

「女難の相だね。」乱人君が言った。

「去年初詣に行った?」乱人君がTAKAに聞いてきた。

「行かない。」TAKAが答えた。

「今年は行ったほうがいいよ。お払いもしたほうがいいかも・・・。邪気が出てる。」KENちゃんが笑いながら言った。

「誰かさんが俺のグルーピーを返還しないから、今ヘンなおばはんに苦しんでいるんだぞ。」

TAKAがKENちゃんを見てぼやいた。