マメでキチンとしたKENちゃんのかけた目覚まし時計が早朝に鳴った。
東北ツアーで、大晦日はイベントでカウントダウンという事だった。
去年はKENちゃんの実家で行く年来る年を見て、KENちゃんの実家で声を殺しながらセックスした。
一緒にKENちゃんと年を越せないなんて悲しい。
「毎日ちゃんと電話するからね。」KENちゃんが真帆に言った。
「うん。待ってるからね。」真帆が寂しそうに言った。
KENちゃんが自分でコーヒーを入れて、トーストと目玉焼きを3個作った。
「TAKAちゃんっ。朝っ。ツアー遅れるよっ。」
「眠い・・。もう仕事いやだ。」
「起きてよっ。」
KENちゃんがTAKAを布団の中で転がすようにシェイクした。
「TAKAちゃん、コーヒーと目玉焼きあるよ。食べる?紅茶がいいならティーバックがあるよ。」
KENちゃんは食に細やかなのでコーヒーはドリップ式で入れていた。
「俺・・いつも朝食わないからいい。」TAKAがだるそうに答えた。
真帆とKENちゃんが朝食を食べながら話してるのが聞こえた。
「浮気しないでよ。」
「しないもん。」
TAKAがこっそり見たらKENちゃんが真帆に目玉焼きを口移しで食わせていた。
よくやるよ・・とTAKAが呆れた。
玄関のところで真帆がKENちゃんに抱きついてバイバイした。
「あー、真帆。美奈がここまでやってきたら、ホテルに電話して。」
TAKAがめんどくさそうに言った。