碧いラフレシアの花 その141 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

クリスマス前の平日の午後、TAKAと美奈が家にやってきた。

そのままKENちゃんとTAKAと美奈が3人でタバコをスパスパと吸い、ポテトチップスとか食いながら、ビールをぐびぐび飲んだ。

真帆は酒もタバコもやらないから、早くこの二人には「家がタバコと酒くさくなるから嫌」という理由で帰って欲しか
った。


真帆は美奈をしげしげと見た。

TAKAよりも2つ上で27歳だった。


20歳の真帆から見ればおばさんだった。

適齢期なのにTAKAとぐびぐび酒を飲んでただ人生の時間を浪費しているようにも思えた。


この人が出てきて去年TAKAに捨てられて、死ぬほど悲しい気分になった。

でもKENちゃんの言うとおり・・・

生きるの・・・

死ぬのの・・問題じゃないのか・・・


TAKAは相変わらずTAKAで・・・

永遠にTAKAなんだ・・・


気がついたら、美奈の缶ビールを持つ手が震えていた。

この女の人アル中なんだろうか?


ちらっとTAKAを見た

相変わらず美形でどきっとした


美奈は真帆が前にTAKAと付き合っていた事を全く知らなかった。