碧いラフレシアの花 その129 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



2月になってKENちゃんがツアーに出た。


ツアーバスの所まで真帆がKENちゃんを送りに行った。


みんなが呆れるくらい真帆とKENちゃんはキスしまくりで、マネージャーの田畑さんも苦笑していた。


「あー、あれはTAKAの妹だったよね?」と田畑さんが乱人君に思い出したように聞いた。

「そうです・・。」と乱人君がひきつりながら言った。


TAKAとKENちゃんはその後も普通に友達として付き合っていた。

TAKAのほうからはKENちゃんには・・・・・・

もう何も真帆の事は聞かなかった。



TAKAがつまんなそうにKENちゃんと真帆がツアーバスが出るまでキスしまくりなのを見ていた。

「バレンタインがツアー中なんて・・。」と悲しそうに真帆がKENちゃんに話しかけているのが聞こえて、TAKAがあーあという感じで頭をふった。


TAKAはまだクリスマス前に喧嘩した彼女と付き合っていた。

もう次を探すのも面倒くさいと思っていた。


ツアーバスが去って行った時に真帆が泣いた。


しばらくKENちゃんと一緒に寝れないというのはキツかった。

依存してるのかその夜はこわくて独りで眠れなかった。

電気をつけてずっと起きていて・・・

朝方やっと浅い眠りについた。


次の日に真帆のお母さんが真帆のアパートを訪ねてきた。

もうお母さんもそんなに怒っていなかった。

KENちゃんの事がどんなに好きかを話したら、悲しそうな顔をした。


ツアーは短期ツアーで・・・

3月には帰って来た。


3月3日発売のRの4月号で、TAKAちゃん漫画の連載第一回が始まった。

ピンク色の桃の花が咲いて

少し陽気が良くなってきた。