碧いラフレシアの花 その121 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



観光が終わってKENちゃんとまたホテルに戻った。

ホテルの部屋で緑茶と一緒に二人でおせんべいを食べた。


「あのねー、KENちゃん。今日は本当に楽しかったよ。考えて見れば一度も喧嘩したことないよね。相性がいいんだよね?私たち・・。」

KENちゃんが畳に真帆を押し倒してキスした。

「あー、あっちの相性がいいからじゃないの?よく分かんないけど・・・。」

KENちゃんが言った。


「生まれてから・・・・一番楽しい日だったよ。ずっとKENちゃんと一緒にいて、死ぬまでKENちゃんとだけセックスして死にたいよ・・。」

KENちゃんが苦笑した。

「なんなの、それわ・・・?まあ、そんなに死ぬ死ぬ言わなくていいから・・・。」とKENちゃんが言った。


「都内に引っ越すと思うから、一緒に暮らそうよ。オマエは家で漫画でも描いてろよ。普通の仕事してると多分俺とはあんまり会えないと思うから・・・、色んな意味で良かった。まあ、これで良かったんだよ。」


「うん、これで良かったんだと思う。家があんなに近いのも運命だったと思う。」


「あー、近すぎて、またお母さんにバッタリ会いそうだけどねー。」とKENちゃんがちょっと笑って言った。


「本当に一生で一番幸せな日だよ。漫画家になれたことよりKENちゃんに会えた事のほうがずっと幸せ。」


「いや、別にそんなにいい男ではないと思うけど・・・。でもまあ、こんな感じで楽しく暮らそうよ。」


KENちゃんが真帆にもう一回キスをした。


「最近、俺はツイてる・・・。」


それからKENちゃんは頭をちょっと掻いて「あーあ、TAKAにブーブー俺は文句を言われるんだろうな・・・。もう、しんちゃんからバレてそうだけど。まあ別にバレてもいいからしんちゃん呼んだんだけどね・・。」と言った。


「でもTAKAはもう新しい人がいるんでしょ?」真帆が言った。


「いや、そうなんだけど・・・。実はTAKAが急に真帆を捨てたから心配になって、様子見て来て・・って俺に頼ん

で・・。んで、その時に後で話が面倒くさくなるから真帆とは絶対にやらないで・・って言われたんだよ。」


「え、そうなの・・?」


「うん。でも何か勝手に話をこっそり進めて・・・。でも、真帆はもう俺のほうがいいんでしょ?」


「うん、もうKENちゃんじゃなきゃ嫌だよ。」


真帆がKENちゃんに抱きついて「何でTAKAに内緒で私とやろうと思ったの?」と聞いた。


「・・・・・あ、打ち上げの後、TAKAの家に泊まって真帆が泣いてるの見てから・・・好きになったから・・。ずっと

真帆の事ばかり考えていたから・・。」