真帆とKENちゃんが浴衣を着て一緒にお風呂に行く事にした。
一緒にホテルの部屋を出て手をつないで歩いた。
「あのね・・、KENちゃん・・。色々あったけど、こうしてKENちゃんと付き合えて私・・幸せなのよ。KENちゃん、本当にありがとうね・・。」
KENちゃんが嬉しそうに笑った。
「KENちゃん死んだりしないでね・・。死んじゃったりしたら私、悲しいよ。」
「死なねーよぉ。殺すなよぉ。」
KENちゃんが苦笑した。
「代わりにTAKAがヤク中で死なないように心配してやれよぉ、オマエ。」
「え・・?何それ・・?」
「TAKAははっきり言わないけど何かハードドラックやってそう・・。大麻は昔から。」
「えええ・・。知らなかった。」
「TAKAの家であいつが吸ってたの見たろ。最近誇大妄想が強くて性格が変な感じになって来てるよ・・アイツ。大麻じゃ性格はそうならない。それ意外のなんかをやってる・・・と思う。」
真帆がげんなりした。
「いや・・あいつはそんなに性格自体は悪くはないと思う。でもあいつのお袋が体売って女手ひとつで育てて・・、色々辛かったみたいよ。よくお袋が間男と同棲して、TAKAがいろんなお袋の間男に殴られて育った・・って飲んだとき言ってた。本人のせいじゃないから可愛そうだけどね。結構可愛いところもある奴だけど、気難しくって・・気難しくって・・。」
「・・・・・・。」
真帆はそういうことは知らなかった。
「すごく芸術家肌で、曲も書けるし・・。ちゃんと売れるように、嫌々ポップにしてるって本人は愚痴ってはいるけど・・・やっぱ才能あるんじゃないの?TAKAがいなかったらメジャーデビューなんてまあ、なかったよ。
でもどの女とも続かないし・・本人に影があるからね・・・・こういうことはもうどうしようもないんじゃないの・・?」
「そういう事は全然知らなかったよ。」
「いや・・本当に見てくれとかは少女漫画みたいだけど・・・実際は・・もぉ、セックス、ドラック、ロックンロールで・・。性格自体は結構子供っぽくて可愛いよ。でもお袋との関係で屈折してるから・・女関係はダメみたい。女から見るといい迷惑かも。」