それからホテルが出してる観光バスに乗って美術館とか、民芸博物館とかに行った。
あと文学者の当時の豪邸とか・・・
まあ、KENちゃんはマメだった・・・。
KENちゃんもなんかやたら幸せそうにしていた。
真帆とさっきやった時にTAKAよりも好きだと言わせたのでKENちゃんも満足だった。
そう言えばあのおっさんも、真帆に電話かけさせて別れさせたし・・・・とKENちゃんはふと会社を首になった田中さんを思い出した。
KENちゃんと真帆が民芸博物館でうどんを食べている時にKENちゃんがTAKAとの事について真帆に釘を刺した。
「あのね・・・そろそろ今の女とTAKAは上手くいかなくなっているんだと思うんだ・・・。」
「う・・ん・・。」
「そしたらTAKAが真帆の所に戻ってくると思う。」
「・・・え、でも私はTAKAよりもKENちゃんといたいんだよ・・。」
「真帆があんな高いのプレゼントして甘やかすから、すぐにTAKAは戻ってくると思うよ。どこにも連れて行って貰えないで、体張って借金の為に俺と寝ないと別れる・・とかどやされて・・・なんでそれでもあんなにTAKAを好きになれたの?真帆が理解できない・・。」
「知らない・・・。何か好きだったんだよ。何か死ぬほど好きだった・・・。」
KENちゃんがむっとした。
「TAKAと浮気しないでよ。TAKAのグルーピーだけどあいつと共用とかはやだ。あいつのグルーピーだけど自分のものということにして逃げたい。あいつがブーブー言うと思うけど・・・正直真帆がいないと何か自分はやっていけない・・。」
真帆がKENちゃんの手を取った。
「絶対にTAKAのところには戻らないから・・・・。あたし元々KENちゃんのファンじゃないのよ。それでも今大好きっていう事は・・本当に好きになったんだと思う・・。だからTAKAのところに戻ることは絶対にないよ。」
でもTAKAの模倣キャラのおかげでプロの漫画家になれたんだよなーと真帆はちょっと思った。
そうするとTAKAのおかげか・・。
それにTAKAのおかげでKENちゃんと付き合えたんだよな・・。
ああ、これもTAKAのおかげか・・・。