碧いラフレシアの花 その108 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



しんちゃんとTAKAはクリスマスイブにオールナイトイベントに行って二人で酒を飲んでいた。

TAKAはかなり酔っ払ってた。


「クリスマス、彼女と一緒じゃないんですか?」

しんちゃんがやんわりと聞いてみた。

「あ・・、喧嘩しちゃって・・。まあ、色々・・。別れてはいない。」

しんちゃんがさらに聞いてみた。

「真帆さんとクリスマスは出来ないんです・・ね・・?」

「あー、真帆とはメジャーデビュー記念ギグの後に別れた。その後に付き合った女がいて、それと喧嘩になった。違う女だ。」

「・・・・・。」


「あ・・、ちょっと待っててしんちゃん、電話かけてくるから。」TAKAが席を立った。

「うん。」




TAKAが会場のピンクの電話に10円玉を入れて真帆の寮に電話をかけた。


「この電話番号は現在使われておりません・・・・・・・・」


真帆は会社をやめたのか?それとも寮を出て実家から通っているのか??


TAKAは電話をかけて真帆が寮にいることを期待した。

無料優待券は一枚余っているから・・・・

ここに呼んでもいいし・・・

イベントが朝方終わったら・・・

自分のアパートにお持ち帰りしてもいい。


どっちにしても今の女がさらにうざくなったら真帆を復活させようと思っていた。


でも真帆はいないし、電話番号も現在使われていないという。

TAKAは真帆の実家の電話番号を知っていた。

違う日に改めて実家にでも電話をかけるか・・・。




もしかしたらあのオッサンが貢いで今いいホテルにでも泊まっているのか・・・。