碧いラフレシアの花 その106 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


それからTAKAと彼女がクリスマスの予定について話し合いを始めた。

TAKAの話だと事務所にクリスマスイブ・オールナイト・ロックイベントの無料クリスマス優待券があるので・・・・

そのイベントでクリスマスを過ごそう・・という事だった。


それはイベントとしてはしょぼいし・・・

クリスマスというにはあまりにもロマンチックではなかった。


TAKAの彼女が怒った。

「えー?それって無料だから???タダで済まそうとしてるでしょ?すごくしょぼそうなイベントだよね??」

もうTAKAのほうもクリスマスなんかどうでも良くなって来た。

この女で良いのは料理とミバだけだという結論にTAKAは行き着いた。

本当にいやになってきた。

「嫌なら行かなくてもいいんだぞ。俺は困らない。」

全く他人に気を使わないTAKAが言い放った。


TAKAは急に真帆とのセックスを思い出した。

何でもいう事を聞く可愛らしい子だった。

今の彼女はセックスでもある種のTAKAの要求はきっぱりと拒んだ。

真帆は何でもわがままを聞いてくれたのに・・・。


「行かないわよ。あんたなんかと行かないわよっ!」

TAKAの女がブチキレて焼きうどんを床に投げた。


こいつヒステリーだ・・。とTAKAが呆れた。

「お前が片付けろよ。」

TAKAが冷たく言い放った。



女が自分のコートとカバンを持って怒ってTAKAのアパートから出て行った。



それからTAKAが床の焼きうどんと割れた皿を自分で片付けた。


「あのクソ女・・。」とTAKAがぼやいた。