KENちゃんが真帆の手を握りながら「そんなにTAKAが好きなの?」と聞いてきた。
「うん。」と真帆が答えた。
「TAKAはいい加減だから今の女に飽きたらまた戻ってくるかもしれないぞ。だからあんまし悩まないほうがいいよ。」
KENちゃんは真帆の手を強くぎゅっと握った。
「KENちゃんありがとうね・・。ほら、TAKAの借金チャラにしてくれたでしょ?」
「あー、あれか・・。あれは別にいいよ。」
「でもあの時KENちゃんとすればTAKAは逃げなかったのかな?時々そう思う時はあるよ。TAKAはまた会って欲しかったらKENちゃんとしろ・・って・・。」
KENちゃんが苦笑した。
「そういう問題じゃないんじゃん・・?」
それからずっとKENちゃんと手をつないで二人で歩いた。
駅でKENちゃんが紙に自分の電話番号を書いて渡した。
「俺は留守電じゃないから。」と苦笑いした。