碧いラフレシアの花 その84 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「その人の事好きじゃないんでしょ?」

「でも凄く優しくしてくれるんだよ。」

「凄くかっこ悪いってTAKAが言ってたよ。可愛い真帆に裏切られて飼い犬に手を噛まれたようだったって嘆いてたよ。」

「・・・・。」

「いやだな、オヤジがディズニーランドの横でよがるのか・・。」

「もう、よしてよ。」

真帆がむっとして言った。

「ごめん。俺下品だから・・。あー、でも優しいとか言ったってその若い肉体をそいつに捧げているんだぞ。」

「KENちゃんには関係ないでしょ。」

「そいつはそんなにアレが良くて気前がいいのか?」

「うるさいなあっ。」

真帆が怒った。

「温泉行こうよ。」

「やだよ。」

「全部俺が奢るし、優しくするよ。」

「KENちゃんのつきあいなんかアテにならないよ。自分のグルーピーを誘えばいいのに。」

「うわー、ひでぇー。そこまで言うか。」