碧いラフレシアの花 その80 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


それからTAKAには何回も電話をした。

でも常に留守電だった。

TAKAは前のトタンの青い家では電話も使えない状態だったから、別に万年留守電状態でも気にはならないのだろう。必要な電話なら折り返し電話するよ、という事か。

こうして避けられて、TAKAの新しい人生から締めだされていくのは悲しかった。

こうして電話しても話せなくしているんだな・・と分かった・・。


TAKAの誕生日が12月8日なので急いでプレゼントを買った。

服を買うと乱人君が代わりに着そうなので、高い財布と香水を買った。

財布は田中さんからのシャネルでインネンをつけれたから同じくらい高いものを買った。

お金じゃないのよ。TAKAだったら何もいらないわ・・という献身の証だった。

香水はTAKAに似合いそうな高いのを買った。


本当に綺麗で残酷な男の子だった。

堕天使のルシファーみたいに

真帆から最大限の愛を引き出して

真帆を粉々に砕いて去っていった。


金髪のサラサラの髪が似合う

黒いレザーがよく似合う

堕天使みたいな男の子だった。