真帆は睡眠不足のせいかそのまま楽屋で爆睡した。
気がついたら4時になっていた。
乱人君とKENちゃんとTAKAが楽屋に入って来た。
乱人君が「あー、またマリちゃんからこんなの貰っちゃった。俺こういうの似合わないからTAKAにあげるよー。」と言いながら豹がらのスカーフを渡した。
「ジャイ子も頑張るよな。あわよくばと思ってるんだろうな・・。」KENちゃんが冷たく言い放った。
「そんな日来ねーのにな。」TAKAが馬鹿にしたように続けた。
「お・・おんなの子にジャイ子って・・ちょっと・・。」乱人君が苦笑した。
「あー、TAKAちゃんこの間貰ったニューヨークドールズのTシャツよかったー。ありがとう。」乱人君がTAKAに言った。
「いいよ、俺ああいうのあんまり興味ないから・・。あ・・それ・・この子が俺にくれた奴・・。」
TAKAが笑いながら言った。
真帆が早苗と一緒に一所懸命選んだTシャツは乱人君の家の箪笥の中だと判明した。
とにかく恐ろしい世界だとやんわりと気がついた。
3人がまた楽屋から出て行った時TAKAが真帆に「あとでやらせろよ。」と耳打ちした。