碧いラフレシアの花 その67 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

真帆は睡眠不足のせいかそのまま楽屋で爆睡した。


気がついたら4時になっていた。


乱人君とKENちゃんとTAKAが楽屋に入って来た。


乱人君が「あー、またマリちゃんからこんなの貰っちゃった。俺こういうの似合わないからTAKAにあげるよー。」と言いながら豹がらのスカーフを渡した。

「ジャイ子も頑張るよな。あわよくばと思ってるんだろうな・・。」KENちゃんが冷たく言い放った。

「そんな日来ねーのにな。」TAKAが馬鹿にしたように続けた。

「お・・おんなの子にジャイ子って・・ちょっと・・。」乱人君が苦笑した。

「あー、TAKAちゃんこの間貰ったニューヨークドールズのTシャツよかったー。ありがとう。」乱人君がTAKAに言った。

「いいよ、俺ああいうのあんまり興味ないから・・。あ・・それ・・この子が俺にくれた奴・・。」

TAKAが笑いながら言った。

真帆が早苗と一緒に一所懸命選んだTシャツは乱人君の家の箪笥の中だと判明した。


とにかく恐ろしい世界だとやんわりと気がついた。


3人がまた楽屋から出て行った時TAKAが真帆に「あとでやらせろよ。」と耳打ちした。