碧いラフレシアの花 その60「あ・・、あの・。金髪の髪の長い男の子いますか・・?」真帆がおじさんに訊ねた。「あー、あの女ったらしのことか!」「あの女ったらしなら一週間前に引っ越したよ!」「ひ・・引越し先とか分かりますか・・?」「そんなの俺が分かる訳ねーだろ!」真帆が泣いてうなだれながらトタンの青い家を後にした。その夜はよく眠れなかった。悪い夢を見ているようだった。いろんな事を思い出した。死んだ赤ちゃんのこととか・・・。これから一生ピアスをつけるたびに・・・TAKAの事を思い出すんだ・・・。