碧いラフレシアの花 その60 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「あ・・、あの・。金髪の髪の長い男の子いますか・・?」

真帆がおじさんに訊ねた。



「あー、あの女ったらしのことか!」




「あの女ったらしなら一週間前に引っ越したよ!」



「ひ・・引越し先とか分かりますか・・?」


「そんなの俺が分かる訳ねーだろ!」



真帆が泣いてうなだれながらトタンの青い家を後にした。




その夜はよく眠れなかった。


悪い夢を見ているようだった。


いろんな事を思い出した。




死んだ赤ちゃんのこととか・・・。



これから一生ピアスをつけるたびに・・・



TAKAの事を思い出すんだ・・・。