碧いラフレシアの花 その42 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


TAKAの電話の声は明るかった。

ずっと真帆は放っとかれてTAKAに捨てられたのかと心配していた。

TAKAは公衆電話から電話していて、今は宇都宮にいるのだと言う。

「あ・・、真帆、今ライブで宇都宮にいるんだ。帰ったら会おうよ。」

「ずっと電話くれないから心配してたよ。」真帆が言った。

「あー、ごめん。仕事忙しくて・・。実は、実は・・。メジャーデビューが決まった。」

「え???本当に?良かったねー!TAKA!」

真帆が子供のように電話口でキャーキャー騒いだ。

真帆は元々高校生の時からTAKAのファンだったのだ。


「明日、俺の家に来れる?」

「仕事終わってからなら・・・7時とかでいい?」

「うん・・。待ってる。真帆と色々話したい。」


真帆は急に幸せになった。

妊娠してる事はとても言えなかった。