碧いラフレシアの花 その37 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


真帆はただうつむいて泣いていた。

田中さんが真帆に優しく話かけた。

「あ・・でも、妊娠は間違いかもしれないぞ。ちゃんと調べたのか?」

「うん、薬屋で買った妊娠検査薬で陽性だった・・。」真帆が涙声で答えた。

「あーいう、市販のは間違いとかあるんだよ。もう一回念のために調べたほうがいい。」

「病院いやだよ・・。」

「んじゃ、もう一回検査薬で調べよう。再検査したほうがいい。それから考えよう。」


喫茶店を出て田中さんと真帆は薬屋に行った。

田中さんが外で待っていて、真帆が妊娠検査薬を買った。

レジの所で何となく恥ずかしかった。


そのまま田中さんのマンションに二人で行って検査する事にした。

嫌だったけれど田中さんがそう言うので仕方がなかった。


田中さんのマンションは商店街から近くて綺麗なマンションだった。