しばらくしてトイレから戻ってきた真帆を田中さんが「大丈夫・・?」と心配した。
真帆からかすかに嘔吐物の匂いがして真帆の目は涙で赤くなっていた。
「どうしたの・・?」田中さんが立ち上がって真帆の背中を撫でた。
真帆がイスに座り、氷水を飲んだ・・。
ゆっくりと田中さんに話しかけた。
「私・・田中さんの子供を妊娠しちゃったんです・・。」
田中さんが引きつった。
「あ・・、あの時の・・。」
それからけげんな顔をして「でも・・、本当に俺の子供なのか・・・?」と聞いてきた。
真帆はもう全てが嫌になった。
田中さんと一回、TAKAと一回・・・・どっちの子供なんか分からなかった。
「もう、いいです。信じてくれないならいいです。」
真帆が泣きながら席を立って帰ろうとした。
田中さんが押しとめた。
「ご・・ごめん。俺が何とかするから。」