碧いラフレシアの花 その18 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


早苗にTAKAとの付き合いについて色々聞かれた。


あまり楽しい感じの話ではなかった。


どこにも連れて行ってくれないんだよ・・・と言った時、早苗が「もっと自分を大切にしたほうがいいよ。」と言った。

自分を大切にするって何だろう・・。

そんなに好きじゃない人と付き合うのが自分を大切にする事なのかな・・・。

早苗の彼氏は彼氏のほうから告白して来て早苗は乗り気じゃなかった。

真帆は一回早苗の彼氏の写真を見たことがあるけれど、眼鏡をかけて小さい子供っぽい地味な男の子だった。

黒いレザーが似合う背の高い金髪のTAKAとは違う人種だった。


早苗の耳に彼氏がくれたアクアマリンのピアスが光ってた。

最近ピアスの穴を開けたらしい。

彼氏が安全ピンで開けてくれたらしい。


この間は二人でディズニーランドに行ってきたそうだ。



この差は一体何だろう・・・。



早苗とバイバイした後、夏の終わりの夕立がやってきた。

全てずぶ濡れにして、真帆をさらに情けなくした。