それから夏になってTAKAの家に扇風機が出てきた。
扇風機が首をふるとだらしないTAKAが散らかした雑誌やチラシや紙類などがバサバサいった。
「ねえ、TAKAって私の事好きなの?」
「好きだよ。」
だんだんTAKAの愛し方が激しくなってきて、真帆の体に愛した跡がいっぱいつくようになった。
他の人がこういう事をしているとは思えなかった。
時々鏡でTAKAがつけた歯型などを見てどきっとした。
でも必要とされていると確信したし、TAKAの乱暴な愛し方でとろけそうに気持ちよくなった。
真帆がTAKAとやってるのを知ってるのは早苗だけだった。
TAKAが真帆の事を誰かに話しているかどうかは知らなかった。
一度もバンドメンバーになんか会ったこともないし、バンドの打ち上げなんか連れて行ってももらえなかった。
夏服から覗いたキスマークをファンデーションで隠すのが日課になった。