本当にスラッとして素敵だった。
黒いスキニージーンズにアーミーシャツみたいなのを着ていた。
黒いリストバンドが細くて白い腕に似合っていた。
綺麗過ぎて女の子のようにも見えた。
TAKAと映画館に入った時TAKAは真帆の分は払わなかった。
少しがっかりしたけど、トモダチなのだから仕方ないと思った。
映画が始まるまで間があった。
スクリーンの前にビロードの赤いカーテンが下がっていた。
何かTAKAの背景に似合っていたし、ステージで見るよりもTAKAは美形だった。
お化粧しなくてもこんなにいいんだ・・と真帆はただみとれた。
自分の幸運が信じられなかった。
映画が始まる前に音楽が鳴っていて、TAKAが「何の仕事してるの?」と真帆に聞いてきた。
「アパレルのメーカーで洋服の販売員をしているんだよ。」と真帆が答えた。
「彼氏はいるの?」と真帆に聞いてきた。
「いないよ。」と真帆が答えたら、「あー、もったいない。付き合おうよ。」とTAKAが答えた。
「え・・っ?私みたいなのでいいの?」と真帆がびっくりしたら「充分だよ。」と答えが帰って来た。
すぐにすっとTAKAの腕が真帆の肩のほうに回ってきた。
TAKAに肩を抱かれて真帆はびっくりした。
すぐに赤い幕がするする上がって映画が始まった。
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