碧いラフレシアの花 その2 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

 
TAKAが「いくつなの?」と真帆に年齢を聞いてきた。

「え・・18歳です。」と真帆が答えた。

「高校生?」

「違います。働いています。」

「なんか、沢口奈々に似てない・・?」

「あ・・、それよく言われます。」


TAKAはしげしげと真帆を見ていた。

真帆は恥ずかしくて話が続かなかった。



それでもいつもチケットを買ってステージの上のTAKAを見るだけだったのだから、こんな事でも良しとした。


電車に乗って会社の寮に帰るときに電車の中で「今日はいい日だった。」と思った。


電車から降りたら春の生暖かい風が吹きつけた。


ちょっと小雨が降ったのかアスファルトが濡れていた。

濡れたアスファルトに商店街や信号の光が色々反射していた。


TAKAは素敵な人だったな・・と思った。










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