前国連人権高等弁務官ら、国家安全法制で香港特使任命を要求。
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VMTM(Virtual Matrix Time Machine)の制作を目的に、世界中のメディアから集めた情報から選んで紹介しています。

 

アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年06月29日に、香港の英字新聞「スタンダード(The Standard)」は2020年06月26日に、ザイド・フセイン(Zeid Ra'ad Zeid Al Hussein/زيد ابن رعد الحسین‎;)前国連人権高等弁務官は2020年06月25日に、他の元国連特使8人とともに、中国による香港への国家安全法(national security law)制導入を強く懸念し、香港を担当する特使を任命するようアントニオ・グテーレス(António Guterres)国連事務総長に求めたと、スタンダードなどが伝えたと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/72282 

 

 

ザイド・フセインらは、国家安全法制によって、香港では人権への脅威が現実のものになっており、人道上の悲劇が起きようとしていると主張した。

 

国際社会、特に国連とその加盟国が、香港における人権と人道の状況について監視と監督、報告を行うメカニズムを確立することは緊急を要すると訴えた。

 

マルコム・レスキー・リフキンド卿(Sir Malcolm Leslie Rifkind)元英外相はザイド・フセインらの動きについて、香港の危機が今や香港域内の問題から国際問題になっていることを示す力強いメッセージとシグナルだと指摘し、高く評価した。

 

 

国家安全法制を巡っては、ミッチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)現国連人権高等弁務官が2020年06月19日に、香港におけるいかなる法律とその施行も、中国の人権上の義務や香港に適用される国際人権規約を尊重しなければならないとの声明を発表した。

 

 

 

2020-06-26---米国とEUは「大西洋を越えた中国の挑戦への覚醒を続ける」ためにチームを組む。

2020-06-23---中国、珠海沖離島に香港人向けの住宅構想。

2020-06-21---国際人権団体、香港の国家安全法制に危機感強める。

2020-06-19---「COVID-19」によって地球は分断化された。

2020-06-18---イギリス金融大手スタンチャート、香港の地位揺るがすと指摘。

2020-06-16---モルガン、香港の2020年2QGDPは、9.4%減と予測。

2020-06-15---香港安全法、執行と司法の両方で、中国国務院の権限保持。

2020-06-09---香港政府、キャセイ航空を融資と直接出資でHK$300億の救済。

2020-06-09---イギリスのHSBC、香港への国家安全法導入を支持。

2020-06-08---「米国ドルのペッグ制の父」、ペッグ制度攻撃すれば「米が損害」と警告。

2020-05-29---米国大統領。香港の優遇措置廃止を表明。

2020-05-27---香港観光局、ビジネスイベント誘致へHK$9000万投入。

2020-05-25---みんな6月を待っている。

2020-05-25---どうなる香港経済斜陽化論。

2020-05-15---香港政界の元重鎮、李鵬飛死去。

2020-05-10---香港の陳茂波財政長官。景気回復にも影響するデモ再燃懸念。

2020-05-10---コロナウイルスは早ければ10月にもヒトに飛来した可能性がある。

2020-05-06---イギリスのHSBC、中国本土の合弁生保を完全子会社化。

2020-05-04---香港経済は8.9%の落ち込み、記録的な最悪の縮小。

2020-04-29---香港政府が下方修正。今年はマイナス7%成長もあり得る。

2020-02-24---「COVID-19」で、建設業界は資材調達難が停滞し、既に5万人が失業。

2019-11-10---香港財政長官。香港混乱、投資家心理に影響していない。

2019-11-03---イギリス企業、香港投資延期の動きがで始めた。

2019-10-29---香港経済「通年でマイナス成長も」

2019-10-08---香港市民の7割、「覆面禁止法」に反対。

2019-09-08---香港の旅客数、2019年08月は4割減。

2019-08-08---2019年07月の香港経済は、2019年06月以上にさらに悪化!

2019-04-28---香港の2019年第1四半期経済成長鈍化、1.3%以下!?

2008-08-21---北京オリンピックで外国人ジャーナリスト10人攻撃!

2008-08-17---米国人、315冊の聖書を中国に持ち込もうとして押収事件!

2008-08-10---中国、ジャーナリストをのぞき見(snooping)中!?

2008-08-01---中国、検閲撤廃に同意!?

2008-07-30---北京のインターネット検閲はすでに再開!

2008-07-29---中国、国際プレスセンターでアクセスできないことを認めた!

2008-07-29---オリンピック・レポーターは、北京でまだ情報検索困難

2008-07-07---北京オリンピック最大のメディア・センターがオープン!

2008-05-08---中国は、オリンピックでWeb自由を保証しない!?

これに対し、数時間後スイス・ジュネーブの中国政府代表部は、「これらの発言は、中国の主権と内政を著しく阻害し、国際連合憲章の目的と原則に違反するものであり、中国はこれに強い不満と断固として反対の意を表明している。中国は、高等弁務官およびその事務所に厳粛な陳情を行った。(These remarks grossly interfere in China's sovereignty and internal affairs and violate the purposes and principles of the Charter of the United Nations, to which China expresses its strong dissatisfaction and firm opposition. Solemn representations have been made to the High Commissioner and her Office.)」と激しく非難し、ミッチェル・バチェレと国連人権高等弁務官事務所に厳重に抗議したことを明らかにしていた。