オーストラリアの3大都市の統合で経済成長加速!? | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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VMTM(Virtual Matrix Time Machine)の制作を目的に、世界中のメディアから集めた情報から選んで紹介しています。

 

アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年05月19日に、オーストラリアの新聞「シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)」は、メルボルンのロビー団体「コミッティー・フォー・メルボルン(Committee for MelbourneCommittee for Melbourne)」の委託を受けてコンサルティング企業SGSエコノミクス&プランニング(SGS Economics & Planning)がまとめた報告書で、NSW(New South Wales/ニューサウスウェールズ)州のシドニー(Sydney)、VIC(ビクトリア/Victoria)州のメルボルン(Melbourne)、QLD(Queensland/クイーンズランド)州のブリスベン(Brisbane)の3大都市の経済を統合することにより、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後のオーストラリア経済の回復が加速し、今世紀半ばまでにGDP(Gross Domestic Product/国内総生産)が総額でA$(豪ドル)数千億増加すると予測されていると伝えていると報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/72006 

 

 

同報告書は、東部州の3都市が競争するだけでなく、統合を進め、集合体として機能する必要があると主張した。

 

労働力と資本が低コストで移動でき、より協調的な経済回廊をつくることで、広範な経済的、社会的利益がもたらされるとし、3大都市間の計画と調整の改善によって経済生産が1%増加し、2050年までに国内総生産に総額でA$2,680億(約18兆4,700億円)の伸びがもたらされると指摘している。

 

コミッティー・フォー・メルボルンの最高責任者のレッツ(Martine Letts)は、連邦政府がVIC州、NSW州、QLD州と協力し、新型コロナウイルス危機によって達成されたパートナーシップを活用して、より大きな協調を実現すべきだと述べている。

 

しかし、土を掘って販売することがメインの国家で、その他の産業がほとんどないことの方が問題があると、なぜ感じないのだろう。

 

あれだけ広い国で、車でしか移動できない部分も多い。

マレーシアやインドネシア、タイなどでも自国の車を作っているのに、なぜオーストラリアにないのだろう。