アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年02月07日に、中国交通運輸省(中华人民共和国交通运输部)の蔡団結(蔡团结)報道官は2020年02月06日に開いた会見「国务院联防联控机制于2月6日15时在国家卫生健康委西直门办公区新闻发布厅召开新闻发布会」で、春節(旧正月)に伴う交通機関の特別体制「春運」(01月10日～02月18日)の旅客数が、期間後半は前年同期を約70%下回るとの見通しを明らかにした。
新型コロナウイルス(2019-nCoV)による肺炎の感染拡大で、帰省や旅行に伴う人の移動が大幅に減っている。
政府は今年の春運40日間の総旅客数を、当初は30億人(延べ数、以下同)に達すると見込んでいた。
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蔡団結報道官によると、2020年02月05日までの旅客数は13億1,800万人で前年同期比35%減少。
2020年01月29日以降は1日当たりの旅客数が1,300万人程度にとどまり、前年同期を8割下回っていると報告した。
会見に同席した中国民用航空局(民航局)運輸局の于彪局長は、当初予定されていた春節休暇(1月24～30日)7日間の旅客数が前年同期の約半分に落ち込み、搭乗率は51.7%にとどまったと説明した。
さらに直近1週間は多くの便がキャンセルとなる中で搭乗率は45%を下回り、2020年026日からの1週間は予約率が3割程度に低迷しているという。