韓国の曺国法相が辞任表明。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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ハフポスト(Huffpost)の日本語版、日本経済新聞 電子版、MAG2Newsは2019年10月14日に、曺国(조국/Cho Guk/チョ・グク/1965 - )が2019年10月14日に、文在寅(문재인/Moon Jae-In/ムン・ジェイン)大統領に辞表を提出し、受理され、法務大臣を辞任したと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/70070 

 

曺国は2019年09月09日に法務大臣に任命されたばかりであり、任命者である文在寅大統領の政権へのダメージは避けられない見通しだと伝えている。

 

曺国の家族をめぐる不正疑惑が生じ、ソウル中央地検が捜査を進めていたこと、政権が公約としてきた検察改革についてなど、国民に向けて声明を発表した。

 

しかし、保守系野党「自由韓国党」の黄教安(황교안/黃敎安/Hwang Kyo An/ファン・ギョアン/1957 - )代表は「法相辞任は時既に遅しだ」と批判した。

 

曺国は、娘(チョ・ミンヒ)の大学院の不正入学や私募ファンドの不透明な運用などで親族が相次いで起訴・逮捕され、むいてもむいても疑惑が浮上し、出てくることから通称「玉ねぎ男(양파 남자)」と呼ばれていた。

 

 

調査会社リアルメーターが14日発表した世論調査では、曺法相の退陣を求める声が55.9%で、維持を求める声(40.5%)を大きく上回った。文在寅大統領への支持率も41.4%と10月第1週に比べて3ポイント下落。不支持率は3.8ポイント増え、56.1%に達していた。