アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年05月10日に、香港政府は2019年05月09日に、香港とASEAN(Association of Southeast Asian Nations/東南アジア諸国連合)間のFTA(Free Trade Agreement/自由貿易協定)で、香港とミャンマー、シンガポール、タイの3カ国との間の取り決めが2019年06月11日に発効すると発表した。
残りの7カ国に関する発効日は不明。
https://time-az.com/main/detail/68441
貨物貿易では、FTA発効後、シンガポールは全ての香港原産品に対する関税がゼロになる。
ミャンマーとタイは徐々に関税の撤廃と引き下げを実施する。
関税引き下げの対象品目は宝飾品や衣服・服飾小物、時計、玩具など。
香港とASEANは2017年末にFTAとIA(Investment Agreement/投資協定)のAHKFTA(ASEAN Hong Kong Free Trade Agreement/香港・ASEAN 自由貿易協定)とASEAN Hong Kong Investment agreement(ASEAN・香港投資協定)に署名した。
ASEANの残りの7カ国のうち、ベトナムはFTAを批准しているがIAの手続きがまだ終わっていないため、当面FTAの実施はない見通し。他の6カ国はまだFTAを批准していない。
環太平洋連携協定(TPP11、CPTPP)に加盟していない香港、中国、韓国などは、それぞれの国とFTAとIAを締結する必要がある。
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