リップクリームで薬物違反、13か月の資格停止処分!? | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

VMTM(Virtual Matrix Time Machine)の制作を目的に、世界中のメディアから集めた情報から選んで紹介しています。

AFPは2017年02月11日に、NIF(Norges Idrettsforbund/Norwegian Olympic and Paralympic Committee and Confederation of Sports/ノルウェーオリンピック・パラリンピック委員会)は2017年02月10日、禁止ステロイドに陽性反応を示していたノルウェーのクロスカントリースキー女子のテレーセ・ヨーハウグ(Therese Johaug)に13か月の資格停止処分を科すと発表した。

http://time-az.com/main/detail/58680

今回の処分は、ノルウェー反ドーピング機関ADNO(Antidoping Norge)が要求した14か月の資格停止処分より1か月短いものとなり、ノルディックスキー世界選手権(FIS Nordic World Ski Championships)で通算7個の金メダルを獲得しているヨーハウグは、来年2月に行われる平昌冬季五輪には出場可能となる。

この結論は、非常に怪しい!

28歳のヨーハウグは、WADA(World Anti-Doping Agency/世界反ドーピング機関)によって禁止薬物に指定されるアナボリック・ステロイド(anabolic steroid)のクロステボール(clostebol)に陽性反応を示したことで、2016年10月18日から暫定的な資格停止処分を受けていた。

ヨーハウグによれば、問題となったステロイドは、2016年8月下旬に行われたイタリアの高地トレーニングで日焼けの治療のために使用したトロフォデルミン(Trofodermin)と呼ばれるリップクリームに含まれていたという。
2016年10月には、ヨーハウグが使用したリップクリームにクロステボールが含有されていたことに気づかなかった責任を取り、代表チームのドクター1人が辞任した。

ヨーハウグは声明で、「ドーピングに関する規則は厳格なものであるべきと理解している」としたうえで、「しかしながら、リップクリームの使用で13か月の資格停止処分を科されるのは後味が悪い。今後数日間にわたって、弁護士に対応を相談する」と述べた。

こういうものは、事前にWADAが調査し、公表すべきである。

彼女は、無罪だろう!

2016-10-24---IOC、ドーピング内部告発のロシアの選手を援助!?
2016-08-07---パラリンピックは、ロシアの選手出場を認めない。
2016-07-24---一転、IOC、最終的にロシアのリオ五輪出場認める。
2016-07-24---ロシアの選手387人全員、オリンピック出場禁止!
2016-07-18---ロシアのドーピング、政府関与を認定!
2016-02-14---ロシアの反ドーピング機関の元トップが急死。
2015-11-26---ドーピング問題で「完全資格停止処分」をロシア陸連が受け入れた。
2015-08-16---2011年の第13回世界陸上大邱大会では、3分の1がドーピング。
2015-08-11---国際陸連は、ドーピング疑惑で28人に暫定処分。
2014-12-03---ドイツの公共TV、99%が使用のロシアのドーピング事情を暴く。
2013-11-23---ジャマイカ・アンチ・ドーピング委員会委員は薬物検査危機で辞職。
2013-04-04---ドーピングで信用を失ったアームストロングは、水泳選手?!
2011-10-06---ラシュワン・メリット、オリンピックのドーピング検査を覆す!
2008-07-31---北京オリンピックとドーピング問題。
2008-06-20---ヨーロッパ放送局、ドーピング問題でスポーツ報道を切る!?
2008-05-26---不法スポーツ賭博サイト、急速に脚光!