ピョンチャン五輪第4日の2月12日午後19時10分バイアスロン女子10㌔パシュ―ト競技がスタートしました。この競技は先日行われた女子7.5㌔スプリント競技の上位60人が出場、その時のタイム差で1番の選手からスタートする追い抜き方式で、フィニッシュした順でメダルが確定します。体校バイアスロンJAPANの立﨑芙由子選手は42番め、古谷沙理選手は49番めです。
今1番のドイツのLAURA選手(7.5㌔スプリント競技金メダル)がスタートしました。
選手は2㌔の周回コースを5回走ります。この間に伏射ち2回(各5発)、立射ち2回(各5発)の合計20発の射撃をします。1発外せばペナルティコース1周(約23秒)を課せられます。
2㌔高速スプリント後、息を整えての4回の射撃はかなり負荷がかかるので、ペナルティの差が大差となって響いてくる過酷なレースです。
この日42番スタートの立崎芙由子選手は1回目の伏射ち2ペナ、2回目の伏射ちをノーペナに抑えたものの、強風に影響を受けた3回目の立射ちが2ペナ、4回目立射ちが3ペナと合計7ペナで56位に順位を落としてしまいました。
49番スタートの古谷沙理選手は、最初の伏射ちが2ペナ、2回目の伏射ちが1ペナ、そしていつもはモヤモヤする3回目の立射ちが1ペナ、4回目の立射ちも1ペナに抑え、順位は54位に下げましたが手ごたえがあったレースになりました。
ピョンチャン五輪バイアスロン競技も後半戦に入ります。現地競技場の強い風、凍えるような体感温度、人工雪の劣悪コンディションにもそろそろ板についたのではないでしょうか。ここからです、バイアスロンJAPAN!伸びしろMAXで1戦1戦を闘いぬいて下さい!応援しています!