いつも、ありがとうございます!
ナースの先生、ローザン由香里です。
ナツメ先生の→
「プロセスレコードは反省をするためのものではない」に、便乗して。

プロセスレコードを書いているとき、ある場面の状況や患者さんの発言は思い出せるのに、そのとき、自分がどう感じたのか、どう考えたのか、が、まったく思い出せないことがあります。
それに比べて、自分が感じたことを、鮮明に思い出せるという場面もあります。
その事実こそが、自分の傾向です。自分は、こういうことに反応する、こういうことが気になる、けれど、その一方で、
こういうことは気にならない、全然反応しない、ということがわかることも、プロセスレコードの特徴です。
思い出せないことを、思い出そうと、いつまでもがんばっても、思い出せないものは、思い出せません。
プロセスレコードは、思い出すことが目的なのではありません。
ある場面における、自分の発言、行動などの反応から、自分の傾向、特徴を知ることが目的です。
それを知ることで、自分をマネージメントしやすくするため、です。
ということを、プロセスレコードを指導する側が理解していないといけません。
正しいプロセスレコードを活用して、看護の質を上げたいですね!