授業内容
1. 講師陣の紹介と授業の流れの説明(13:30~13:40)
2. 選択制授業(1)(13:40~14:30)
以下の3つのクラスに分かれて実施された。
・伝える、伝わる部屋: 「自分のことを100文字で伝えた後、入試30字要約を転用して『圧縮するまで出られるか!』」というテーマで、自己表現と要約のスキルを磨く練習が行われた。
・報道と地域放送部屋: 「地震などの災害報道、報道が果たすべきこと、地域放送に求められること」について深く掘り下げ、現在の社会情勢とメディアの役割について考察した。また、ES作成・トレーニングとして、直近のES制作に繋がる実践的な指導があった。
・ES寺子屋部屋: ES作成トレーニングとして、直近のES制作に特化した実践的な指導が行われた。
3. 選択制授業(2)(14:40~15:20)
以下の3つのクラスに分かれて実施された。
・レジリエンス部屋: 「自分言語化」と題して、回復力・レジリエンスといったテーマで、自身の内面を深く掘り下げ、言語化する訓練が行われた。
・スポーツと生活情報部屋: 「スポーツ実況、リポートに必要な心構え。時間があれば、生活情報の楽しさ」というテーマで、アナウンサーとしての情報伝達の基礎と応用について学んだ。アナウンサーや制作側の視点から、スポーツや生活情報をどのように伝えるべきかについて考察した。
・ES寺子屋部屋: 引き続きES作成トレーニングとして、直近のES制作に特化した実践的な指導が行われた。
4. グループワーク (15:40~17:30)
「桃太郎」をテーマに、新作授業「桃太郎から学ぶ就職活動」として、キャリアプラン、強みと武器、インセンティブ、構成と要約を盛り込んだスペシャルワークが行われた。4~5人組で協力して取り組んだ。
5. リフレクションタイム (17:30~18:00)
1日の講義の振り返り
授業感想
今回も選択制授業やグループワークといった多様な形式を導入されたことで、これまで個人的な交流が希薄だった学生同士が、積極的にコミュニケーションを取り、互いの学びを深め合う非常に有意義な機会が作られたことである。 各自が自身の興味や課題に基づいて選択した部屋での深い議論や、グループワークでの共同作業を通じて、自然と意見交換が活発になり、異なる視点や発想に触れることができた。
しかし、限られた授業時間の中で、それぞれの受講生が最大限の学びを得るためには、各自が事前に自身の課題を明確に発見し、それに対してどのような情報を得たいのか、どのようなスキルを向上させたいのかという、より具体的な準備をしておく必要性を強く感じた。 例えば、特定のテーマについて疑問点を整理しておくといった主体的な準備が不可欠である。このような事前準備が充実していれば、限られた時間をより効率的に使い、講師からの個別指導やグループワークでの議論から、さらに具体的な解決策を得ることができるはずである。