【授業内容】
1.講義
まず、講師の方が配属されている、業務内容や社内メディアが社内媒体に対して広告を売り買いしているという、他社とは異なる特徴的な点について教えていただいた。さらに、「世界一具体的な就活生になろう編」というタイトルで、就職活動において、自分自身が持つ属性を組み合わせ、具体性を高く持った唯一無二の就活生になるための方法について学んだ。
2.課題
実際に出題されたことがあるESのお題3つについて書き、それを学生同士で読みあった。
最後に「実際に誰のどのエピソードが印象に残ったのか」ということを発表し、それこそが面接官の印象に残る話であるということを教えていただいた。
【授業感想】
私が今回の授業で1番印象に残ったことは、具体性を高める方法である。それは「和集合を見つけていくこと」であり、例えば、インターハイで1位になったというような特徴的な属性を持っていなかったとしても、自分自身が人生の中で得てきた経験や性格などを集合のように組み合わせれば、その中心に残るのは自分自身だけであり、誰よりも具体性を高く持った就活生になれるということだった。
つい、就職活動を進めていく上で、「何か特別なエピソードを作らないと…」と考えてしまうことも多くあるが、今までの自分自身が積み重ねてきた経験や性格などを組み合わせて、他の就活生と被らない、自分だけという範囲を狭めた具体性の高いのエピソードを作ることが出来るというお話は、改めて自分を見つめ直すきっかけにすることが出来た。
また、実際に書いたESを学生同士で読み合ったことで、自分が伝えたいと思っている内容が本当に相手に伝わるのかという点や、どんなエピソードが自分自身の印象に紐づくのかという自分だけでは気づけない他者の視点を知ることができた貴重な機会であった。講義後も学生同士で話し合う姿や、積極的に質問をしに行く学生が多く見られた。