【授業内容】

①     講師の仕事

  作家の発掘から声掛け、依頼、取材

  仏器デザインや刊行前の営業部、宣伝部との打ち合わせ

  刊行後には書店訪問やサイン会の実施

  表紙イラストの描きおろしや書店陳列コンクール

 

②     レクリエーション

  空のパン屋の一押し商品についての1分間紹介や大喜利

 

【授業感想】

 最初に講師のお仕事について教えていただきましたが、想像以上に多岐にわたる仕事量に驚きました。また、どんな人が向いているかについての中で、作品と読者をつなげるアイディア力や作者の特徴を生かした提案力がある人とおっしゃっていたのが印象に残りました。アイディアや提案力に関しては日々の生活などで伸ばしていけるよう意識していきたいと思いました。作家の発掘時の選定の基準についての質問では「これまでにない切り口や読みやすさ、ヤマの多さがあるかを見ている」とお答えいただきました。私たちの質問すべてに丁寧にお答えいただき、本当に勉強になりました。

 授業の後半では、架空のパン屋の一押し商品についての1分間紹介や大喜利のようなものに回答しました。架空商品の紹介では、地元の特産品と組み合わせた回答、提供時間まで加味された回答などがありました。大喜利ではより印象深くさせるシンデレラの忘れ物、価値がありそうだが実際そうでもないものといった問題を出していただきました。ここでは固定観念を捨てることの重要性、自分のエピソードを加えるなどして独自性を出すことが必要とされていると学びました。また、このことは企業に数多く提出される中で選ばれるようなESを書く際に活かせるとも教えていただきました。

 今回の授業内容では、自分を知らない人に話をするうえで大切にすべきことばかりでした。選考を通ったESや面接を分析することと同じように、落ちてしまった人の共通点を分析すべきです。特にガクチカでサークルやバイト、旅行などの内容は企業にとって見慣れていると聞きました。自分にしかできないこと、自分らしさを知ってもらえるガクチカを作れるよう尽力します。