8月24日(日) 相模女子大学グリーンホール
挨拶 本村相模原市長 田畑相模女子大学長
能楽解説 松山隆之
仕舞 『鶴亀』 土田英貴
『老松』 梅若長左衛門
『猩々』 松山隆之
狂言『棒縛り』(大蔵流 山本東次郎家)
シテ(主人)山本泰太郎 アド(太郎冠者)山本則秀 アド(次郎冠者)山本則重
(休憩)
能『羽衣』・和合之舞(観世流 梅若会)
シテ(天女)松山隆雄 ワキ(漁夫)村瀬慧
笛―栗林祐輔 小鼓―田邉恭資 大鼓―佃良太郎 太鼓―林雄一郎
地頭―角当行雄 副地頭―梅若紀彰
毎年行われている、相模原市と相模女子大主催かも?の薪能。といっても最近は初めからホール公演。
S指定席500円、自由指定席ゼロ円。安いのだ。しかもここ数年は梅若会なので、参観する。
珍しく2階席まで客が。何周年記念とかが重なって、頑張ったみたい。故に初体験の方も多かった様子。敢えて、見所とは書けない。
つまらない市長らの挨拶に続いて、能楽解説だけど、予定した松山隆之さんと一緒に、御父君の松山隆雄さんも登場した。
本日の能のシテだし、極近所にお住まいで稽古場もあり、相模原能楽に貢献した方なので、出たがった様子。松山隆之さんは困惑。
仕舞3曲。いずれもお目出度い、初心者向けの曲。
舞手の若い2人は、しっかりと。
狂言『棒縛り』。何だか終わり方が常と違う印象だったけど。
東次郎家は安心できる。泰太郎さんの入場の姿勢、相変わらず美しい。
メインの能『羽衣』何回も。
メモによると2021年の春から夏に謡お稽古しており、その頃に、紀彩の会中3人が仕舞のお稽古もしている。もう4年前だけど、紀彰先生のご注意が身に付いており、あれちょっと違うんじゃ、などと突っ込みたくなる。
紀彰先生の謡方、形の振りは、それが標準と思ってはいけないのでした。
芸術院賞の師匠は、特別に素晴らしいことなのだって、再認識。
紀彰先生お一人の地謡だけでは、成り立たない。
シテが天女じゃなくて、天婆に見えてしまうような。
小書きもある上、省略された箇所もあり、久しぶりの能なのに、満足できない。
PC が壊れてしまい、タブレットでこの記事を書く。
記入しずらいし、データが全部飛んでしまった。
PC買い換えるか、このままタブレットにするか、思案中。