大切なことに
気付かせてくれる
こころの指針!
これは、以前 私が老人ホームに慰問に行った時、
そこの利用者の皆さんに配らせていただいた言葉です(^-^)
老人ホームの職員の方から、
「 利用者の皆さんに法話をしてさしあげてくれませんか 」
と 言われたので、最初は様子が分からなかったので、
普通に仏教の話をお聞かせしたのですが、
それから何度か足を運び、
そのたびに法話をさせてもらったのですが、
何度やっても皆さんに興味を持ってもらえるような
話が出来ないままでいました
自分では、
仏教を易しく 解りやすく説いているつもりだったので、
もうどうしていいのか困惑してしまいました
そこで 私は、
もっと施設の利用者のことを知ろうと思い、
朝から晩まで、ボランティアをさせてもらい、
利用者と生活を共有することにしました
そして、利用者の皆さん は、ずっと施設内で、
決まりきった事を繰り返している単調な暮らしを
されていることに気付かされました
以前 私は、ケガをして、
1週間ほど入院生活を送ったことがあるのですが、
その時の退屈だった毎日を思い出しました
そんな 利用者の皆さんを相手に、
自分は、キレイごとばかりを話していたことに、
恥ずかしい気持ちになりました
「 これじゃあ、人の心には響かないはずだ 」
と、反省させられました
でも、それに気付けてよかったんです≧(´▽`)≦
それから私は、
もっと利用者の皆さんの日々の生活に
密着した話をすることにシフトチェンジしました
すると皆さん、興味深々に聴いてくださいました
私は、施設の生活の中にある小さな幸せの数々を、
お話しさせていただきながら、
自分自身が、日々の暮らしの中にある小さな幸せに
気付けていなかったことを教えられました
人は 教えながら、
自分も学んでいる
ということなんですね (≡^∇^≡)
有り難い経験をさせていただいたことに感謝です(-人-)