こんにちは!
前回の記事(呼吸改善法理論編)はいかがでしたか??当てはまる人も多かったと思います。
そして今回は呼吸筋の機能向上を促す改善法をご紹介していきます。
<呼吸筋の改善法>
横隔膜を上げ下げする呼吸が最も効率の良い呼吸なのですが、横隔膜が上手く機能しないと、他の呼吸筋を過度に使って呼吸をすることになり、頸部痛や肩こり、腰痛などに繋がります。呼吸筋をストレッチして柔軟性を高めましょう!
☆胸鎖乳突筋、斜角筋のストレッチ
①両手を胸に当て、ゆっくり息を吐きます。
②息を吸いながら、胸を手で押し下げるようにします。
③息を吸ったら、①にもどりましょう。
☆腹斜筋、腹横筋のストレッチ
①片方の手を頭の後ろに、もう片方を腰に当てゆっくりと息を吸い切ります。
②息を吐きながら、頭に手を当て体を横に倒していきます。
③息を吐ききったら、①に戻ります。
☆肋間筋のストレッチ
①両手を頭の上で合わせ、息を吸い切ります。
②息を吐きながら体を横に倒していきます。
③息を吐ききったら、①に戻ります。
☆ドローイング(横隔膜、腹筋などお腹周りの筋トレ)
①仰向けに膝を立てて寝ます。
②限界まで息を吸い、お腹を膨らませます。
③ゆっくりと息を吐き、お腹をへこませます。ポイントはおへそを中心に全体をへこませるイメージで行うことです。限界まで吐ききったら、30秒程度キープしましょう(あくまでも目安なので、無理だけはせず行いましょう)
④呼吸を元に戻します。呼吸が整ったら②に戻りましょう。
この流れを一日5~6回行うようにしましょう。
呼吸筋を鍛えることで、心臓機能の向上や疲れにくい体になるなど様々なメリットがあります。皆さんもしっかりした呼吸をして、暑い夏を乗り切りましょう!