こんにちは!
外出自粛やテレワークなど、皆さんの努力と協力のおかげでコロナも大分落ち着いてきましたね。
そんな中久しぶりに通勤、外出してみたら「あれ?こんなに疲れたかな」「なんか息苦しいな」と感じた方いませんか??
それは呼吸筋の筋力低下が原因かもしれません!!
<呼吸筋とは?>
皆さんが毎日無意識に行っている呼吸。どうやって行っているとお考えですか?
「そんなの当たり前じゃん!肺が動いて呼吸してるんだよっ!」と考えたあなた・・・・。答えはNOです!(驚愕)
実は、肺は自ら膨らんだり、縮んだりできません。肺の周囲にある「呼吸筋」と呼ばれる多くの筋肉によって肺に空気が流入する仕組みになっています。
呼吸筋には息を吐くときに使う「呼息筋」と、息を吸うときに使う「吸息筋」とがあります。代表的なものでは肋骨の間に存在する肋間筋、そしてとても重要な横隔膜などがあります。次は横隔膜についてお話していきます。
<呼吸筋の主役「横隔膜」>
横隔膜は肺のちょうど下に存在するインナーマッスル(焼肉で言うとハラミ)で、胸部と腹部を分ける薄いドーム状をしています。そしてこの横隔膜、呼吸筋の他にも脊柱の姿勢維持にも重要な役割を持っています。横隔膜をしっかり使うことで腹圧を高めて体幹を強化できます。
<呼吸と姿勢の関係性>
では本題に入って、呼吸と姿勢についてお話をいたします。姿勢が悪くなるとうまく呼吸筋を使えずに呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなることで代謝低下、血行不良、臓器の機能低下などが起こります。
そして自粛期間中多くの方が行っていたであろう通称スマホ姿勢(いわゆる猫背、前かがみ姿勢)を取り続けていると横隔膜が十分に活動できず、外肋間筋など他の筋がフォローをしますが、本来の機能どおりには呼吸できずに疲れが蓄積してしまうのです。
いかがでしたか?次回は呼吸筋のストレッチをご紹介します。お楽しみに!!