先日、「死を語り、巡るカフェ デス・カフェ」というワークショップに参加してきました。「デス・カフェ」と聞いて、いったい何をするところだろう? とちょっと怖いような印象を持たれるかも知れません。「すごい雰囲気暗い集まりだったらどうしよう?」と、私もドキドキしつつ参加。
会場は、西新宿の淨音寺さんの本堂をお借りする形で、講師はNakafuji先生です。
デス・カフェは、イギリスの社会起業家、ジョン・アンダーウッドが火付け役となったワークショップで、10年前にスイスで産声を上げて以来、欧米で爆発的な人気を集めているとか。お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、「死」をテーマに語り合います。
ワークショップの申込時、そして開始時に3つの約束について説明・確認がありました。
1) 参加者が話したことについて、判断を下したり、結論を出したりしない。
2) 身近な人を亡くした人のカウンセリングの場ではない。
3) その場でした話は、他では絶対に話さない。
特に3)については、とても大切な約束だと思いました。心に浮かぶことを安心して話しているうちに、思いもかけないことを言ってしまうこともあるでしょうしね…。あとから話したことがもれるのではという心配のない、保護された環境というのは、すごく重要です。
ですから、具体的なことは全然書けないんですけど…。でも一つ、大切な気づきがありました。それは、「死」について考えるっていうことは、「いかに生きるか」を考えることとイコールなんだということ。デス・カフェのような機会を定期的に持ち、自分の「生き様」について振り返る機会を持つことは、とても大切だなと実感しました。
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