空想的野球劇場 -8ページ目

空想的野球劇場

読んだ野球マンガの感想など書いていきたいと思います。

全国大会準決勝、あおい坂vs淀宮。
1-0とあおい坂1点リードで迎えた9回表の淀宮の攻撃中。
2死2塁で打席に4番・桜木が向かうという場面から、
淀宮戦決着、決勝前のひとときまでが収録されています。

しかし、『最強!都立あおい坂高校野球部』も次巻から決勝戦ですね。
『クロスゲーム』が次巻から都大会決勝。
『ダイヤのA』が次巻から都大会決勝。
『ラクトイニング』が次巻から県大会決勝。
あおい坂だけ全国大会ですが、野球漫画界空前の決勝戦ラッシュですね。
こんなことも珍しいんじゃないでしょうか。

さて、今巻です。
今まで、あまり目立っていなかった、女子マネージャーの橋本さんが目立ってましたね。
細かいところまで気が付く、良いマネージャーぶりを発揮していました。
ストーリー的な役割はキタローと千秋の仲をとりもつことなのかもしれませんが。

試合のほうは相変わらず面白かったです。
マサハルの打球、キタローの走塁、それを阻む淀宮守備陣。
やっぱりここら辺の描写は秀逸ですね。
「野球観戦してる!」という気持ちになってきます。

さあ、決勝の相手は静浜高校。
エース・神木はこの作品にはほとんどいなかったダークな存在です。
個人的にはあまり受け入れられないキャラクターですが、
決勝戦でそれを裏切って欲しいと思います。
稲城実業vs桜沢高校の準決勝第2試合決着から
決勝前日の練習終了までが収録されています。

今巻は、いわば決勝戦前のつなぎの位置付けでしょうか。
青道、稲実共に決勝戦観戦前の予備知識を読者に与えることが目的かなという感じです。
しかしまた、それがうまい具合になってますね。
「さあ、いよいよ決勝だ」と気持ちが昂ぶってきます。
「これは必要ないんじゃないか」と思うようなシーンもありませんし。

次巻、決勝戦がプレイボールになります。
青道の先発は誰なのか?
休養十分の降谷なのか?
3年背番号1の丹波なのか?
まさか栄純?
成宮vs青道打線は?
特に、成宮vs結城は?

マガジン誌上では始まっていることでしょうか、
立ち読みしたい気持ちを抑えて、18巻の発売を待ちたいと思います。

それにしても、久々の東先輩の登場、笑わせてもらいました。
この笑いも『ダイヤのA』の魅力なんですよね。
カウボーイズvsナイツのワールドシリーズ第2戦、
4回裏のナイツの攻撃、無死1、2塁で4番・ウィラードの打席途中から
7回裏、先頭打者の2番・テーターが打席に入ったところまでが収録されています。

今巻は、投手・孫六vs4番打者・ウィラード、打者・孫六vs暴れ馬・アレキサンダー・ユリウスという投打の対決がじっくりと描かれています。

ワールドシリーズ初戦で、クローザーで登板した孫六から逆転サヨナラホームランを放ち、
第2戦の初回にも同点2ランホームランを打たれたウィラードとの勝負は見応え十分でした。
この迫力というか、ムードはこの作品独特のものだと思います。
作品世界に一気に引っ張り込まれてしまいますね。
新刊が出るたびにさかのぼって読み返したくなります。

個人的にはこの作品の楽しみのひとつに、
プロ野球編以降、相手チームの選手が実在の選手をモデルにしていて、
それが誰なのかを推理することがあります。

例えば、ナイツのメンバーでいうと、

オーナーのアーネスト・バーンスタインはジョージ・スタインブレナー
監督のジョー・ドネリーはジョー・トーレ
1番2塁手のアルベルト・ソリアーリはアルフォンソ・ソリアーノ
2番遊撃手のデック・テーターがデレク・ジーター
3番一塁手のホアン・ポルスがアルバート・プホルス
4番指名打者のウィリー・ウィラードがレジー・ジャクソン
5番打者のジェレミー・ジェイソンがジェイソン・ジアンビ
7番捕手のポナーダがホルヘ・ポサーダ
8番中堅手のバーニー・ウィルスはバーニー・ウィリアムス
9番打者のラブロックはチャック・ノブロック
第一戦の先発投手のロジャー・ゴーメッツはロジャー・クレメンス

とここまでは多分間違いないと思うんですよね。
分からないのが、6番打者のポール・ボーリッツと第二戦の先発投手のアレキサンダー・ユリウスなんです。

ボーリッツについては、背番号39ということと優勝後のインタビューシーンなどでは白人選手であるいうヒントもあるんですが、第二戦の6番打者が黒人選手に代わってしまっているんです。
そして、その黒人選手がマウンドに内野手が集まった描写から、どうやら三塁手らしいんですよね。守備位置が確定していないジェイソン、ラブロックが白人選手でしたので。
となるとボーリッツも三塁手なのかなぁと思うんですが、三塁手だとまず思い浮かぶのはスコット・ブローシャスですかね。ただヤンキースでの背番号は確か18だったんじゃないかと思います。背番号39というとダリル・ストロベリーが思いつきますが彼は黒人選手のうえ外野手。ポールというファーストネームからはポール・オニールが思いつくんですが、彼は左投げの外野手。名前の響きだけだとどうしても思い浮かんでしまうのが、元ロッテのフランク・ボーリックなんですが、これもないでしょうしね。
プホルスと同じようにヤンキースと関係ない選手なのかもしれませんが、ちょっと分かりませんね。

アレキサンダー・ユリウスについてはもっとわかりません。
左投げの背番号29。
井川ではないと思うんですが・・・。
アンディー・ペティットかなとも思ったんですが、名前がかすりもしていないし、そもそもペティットは豪腕という感じではないですしね。

ボーリッツとユリウス。
誰か分かる方いらっしゃいませんか。
4日  弟キャッチャー俺ピッチャーで! 5巻 兎中 信志
17日 打撃王 凜 16巻 佐野 隆
17日 MAJOR(メジャー) 73巻 満田 拓也
28日 ドラベース 18巻 むぎわら しんたろう

来月は少ないですね。
チェックできていないものもあるとは思いますが。
昨日の『背番号0』からガラッと変わって、今回は成人漫画です。
我ながら振り幅でかいっすね。

帯を見ると、

 成年コミック業界初の野球少女連載

とあります。
1巻が発売されたときは気付かなかったんですが、
今回2巻が発売になり、平置きされているのを見付けました。
「1巻は?」と思って探してみると、
棚のほうに1巻もありました。
ということで合わせて入手です。

さて、読んでみてですが、
成人漫画なので当然なんですが、野球込みのエロ漫画ですね。
普通のエロ漫画にむりやり野球を付けたかなぁという感じです。
まあ、エロ込みの野球漫画なんて青年漫画にも多くありますからね。
でも、野球込みのエロ漫画って難しいですね。
作者も2巻の巻末で、野球とエロの相性は良くなかったと語っていますが、
これが全てを表しているのではないかと思います。

とはいっても、野球漫画として読ませて頂いたので、
プレーシーン(野球の)がもう少しあったらなぁと思いました。
成年コミックではこれが限界なのかもしれませんけど。
キャラクターはそれぞれもチームとしても好きなタイプでしたので、
できれば、成年コミックではないバージョンの
『Throwing Heart』も読んでみたいですね。