7月31日

 

キャンプツーリング 2日目 

前回の続きです

 

10時に鶴沼公園キャンプ場を出発

 

鶴沼ってさ~通過点や道の駅に寄る事は有っても観光とか滅多に無いよね

 

って事でプチ鶴沼観光

 

田園空間博物館

 

浦臼で開拓期から使われていた農機具が展示されているそうだ

 

建物は廃校となった鶴沼小学校で、玄関上の時計が元学校を思わせる

 

やってるのか~?雰囲気だったけど、校舎周りには草も生え、トラロープが張られていた…

 

この手の施設は、採算性とか考えたら維持できないよね💦

 

旧札沼線 鶴沼駅

 

半分板張りのホームと、プレハブの駅舎が残る

 

ホーム横の踏切には警報器や踏切名も無い

 

この道、一軒の農家の一つの畑にしか通じて無く、人は渡る様な踏切じゃ無いしね!

 

畑の畔に古い木製電柱

 

何の電柱か?興味が有って見たら「エ81」と表示が有る国鉄時代から有った信号用の電柱だろうか?

 

墓地通り踏切を渡る

 

名前の通り、この先左手に墓地が有る

 

古い墓地には興味が有るが、区画もキッチリ出来ているし、ぱっと見古い墓石も無かった

 

墓地通りを進むと、ナゼここにセンター分離帯付きの4車線道路が有るの~?的に立派な道路が現れる

 

何だろう?この奥にはワイナリーが有るが大型車が頻繁に走る事も無く、沢山の観光客が来る事も無い

 

だいたい道の駅の前の国道が2車線なのに、なぜ農道?が4車線なのか不思議だ

 

ワイナリーのブドウ畑

 

子供の頃に山梨県に住んだことが有るが、葡萄棚で作る食用の葡萄と違い

 

ヨーロッパの葡萄畑に良くある畑だ(実際に自分の目で見た事は無いがグラサン

 

品種がワインに適した葡萄なんだろう

 

景色が良いと書き込みが有ったが、ま~そんな感じ?てへぺろ

 

ピラ沼

 

浦臼町には石狩川右岸に出来た三日月湖が幾つかある

(古い地図では、ピラ沼の近くに「ピラ」と書いてあり昔はこの付近を「ピラ」と言う地名で読んでいたのか?面白い発見)

 

アイヌ語で「ピラ」=「崖」の事らしく、「安平(あびら)」平=ピラ や、「平岸(ひらぎし)」平=ピラ も崖に関係が有る様だ

 

「赤平(あかびら)」「古平(ふるびら)」「平取(びらとり)」「小平(おびら)」など北海道内に「ピラ」の付く地名は沢山ある

 

大正5年測量地図

 

石狩川の直線化前なので川もグネグネだね、これは大雨降ったら氾濫するよね

 

私は内地からの移住組だけど、地元の同年代の方は石狩川の氾濫した記憶が有る方も多いと思う

 

因みに、なぜソコに鶴沼が有るのか興味があり検索したら

 

元々鶴沼は石狩川の残物で沼で、今では山からの伏流水で湖底から湧水が有るらしい(沼の水は汚い…)

 

キナウスナイに有るトイ沼(上に地図では「黄臼内」と有る)

 

沼より一段高い台地に小屋が有る

 

沼の水を田圃に汲み上げる施設だ

 

個人の物か、公共の物か分からないが施設見学

 

30kw位のデカいモーターに5本掛けのベルト

 

ポンプは揚程より水量重視か?ポンプも左右で2台有る

 

因みに、小屋は雪印のトタン板で覆われている

 

初めて見ました北海鋼機の雪印 「雪印Fデッキ®は雪印メグミルク株式会社の登録商標です。」グラサン

 

プチ鶴沼観光を終了し、石狩川を越え、無計画だが美唄に行く

 

農道で函館本線を超える、農道の交通量は皆無なので踏切内に止まって、旭川方面、札幌方面を見る

 

直線で見渡しも効くので130km/hで走って来られても避けられるが

 

いつ列車が来るんじゃないか?と落ち着かないグラサン

 

因みに、踏切内と前後10m以内は駐停車禁止である

 

美唄鉄道の東明駅

 

駅名標まで歩いて行くのが面倒だったのでクロスカブでホームまで登ってみた

 

右手に見える道が廃線跡でサイクリングロードとなったが利用者が少なくそれも廃止となった

 

東明駅には、美唄鉄道で活躍した国鉄4110形蒸気機関車 が展示されている

 

動輪が5軸有る急勾配用の蒸気機関車だ

 

カーブも曲がれる様に、第三動輪がフランジレスで、第一軸、第五軸が横にズレるのも注目ポイント

 

お気に入りの「我路」今年1月にも来た 半年ぶりだ!

 

夏場に来ることは滅多に無い、我路映劇の映写室も枝や蔦に絡まれてなんだか分からない

 

やきとりガロ

 

もうとっくに営業はしていないが、車と人影が見える、建物維持の為所有者が来ることが有るのだろうか

 

なんだか分からない佐藤先生の看板の所から入ってみる

 

我路三條通

 

我路は周辺炭礦町の商業地で沢山の商店が立ち並んでいた

 

炭鉱現役の頃の我路三條通だ、上の写真とほぼ同位置だ

 

左側は、美唄鉄道の我路駅、右手の建物は山形屋旅館

 

我路郵便局

 

ガラスも割られいずれは取り壊しになるのだろうか

 

三條通りの入口に一軒の廃墟がある、潰れる前に覗かせて頂いた

 

鴨居の上には遺影だろうか?写真が残され、奥の部屋には介護用か?ベットが有る

 

後片付けも出来ず家を去る状況だったのだろう…

 

 

 

我路ファミリー公園

 

奥にキャンプ場が有るが我路好きな私でも怖くて利用した事が無い💦

 

公園内には、三菱美唄記念館が有りそちらを見に来た

 

今までこの場所には何度も来ているが見学が出来た事が無い、いつも雪に埋もれている冬に来るからだ…

 

やってるのか微妙な雰囲気だったけど、鍵も開いており「開館中」の看板も出ていた

 

三菱美唄記念館と言えば、救護隊のこの装備、マネキンの目が不気味だ

 

展示数はそれほど多く無いが40分ほど見入ってしまった

 

2点ほど紹介

 


1963年(S38)我路・番町方面、写真中央が今の国設美唄スキー場が有る場所、写真の上が我路

 

 

我路を拡大する

 

我路郵便局や、我路神社は今でも残る建物

 

今住んでる方は数名だけど、60年前はこんなに盛っていたんだね

 

もう一つ、1925年(T14)頃の我路の地図

 

我路の街にも新陳代謝がるのか、我路郵便局、我路映劇(映画館)、山形屋旅館、我路の消防署がまだ無い

 

有名どころは、地図の下、美唄川そばにある「岡田春夫」邸 今でも生家は保存されている

 

 

 

三菱美唄記念館の見学を終え

 

キャンプ場を下見、ここでキャンプしている方いるのだろうか?

 

近くにトイレは無いが、炊事場は水が出たタラー

 

 

 

我路を後にし、美唄駅前のローカルな食事処でも有れば、遅い昼飯でも食べようと思うが

 

私に合う良い雰囲気の飯屋が無い…

 

三笠も過ぎ、暑くなったので冷たい蕎麦でも…なんて走っていると

 

かまだ屋発見目 いいか!かまだ屋でグラサン

 

昼飯には遅い時間だが岩見沢のソウルフードのかまだ屋、客の回転は良い

 

掛け蕎麦290円、ライスとカレー140円 和製ファーストフード良いね~!グッ

 

 

15時前に自宅着、近場で安近短キャンプだったけど楽しめたな~チョキ

 

クロスカブをガレージに仕舞って、横のZZRをふと見たら~

 

チェーン錆びてるし…💦 

 

1ヵ月乗って無いし湿度も高かったからね~

 

清掃と注油

 

ZZRも健康管理程度に乗ってあげよう!グッ

 

 

2日間の走行距離:163km