コロナ禍の影響もあると思いますが、ここ最近は
メンタルに不調を訴える社員やそのご家族が多い
ように思います。
産業医の先生と連携する機会も多くなり、様々な
アドバイスをいただいています。
そもそも社内の相談を含め、
”心療内科と精神科”の違い
をよく理解できていないことも勉強になっています。
いずれも「こころが原因の病」を治すことは一緒です。
違いとしては、「精神科」はこころが主な原因となり、
現れる症状もこころに関わること、
「心療内科」はこころを原因として、身体に不調が
現れる症状に対する治療となるようです。
どちらにしても他人には相談しにくいというのは
事実でしょう。
身近なご家族や恋人などに、SOSを発信できること
だけでも大きなチャンスであり、それを受け取る方も
先入観や思い付きの発言をせずに暖かく受け止める
ことが大切かと思います。
あくまでも私見ですが。
苦しいときも悲しいときも、追い詰められてしまう
ときも、とにかく”生きること”です。
生きていれば必ず状況は改善できますし、
新しい視点を持てるようになると思っています。
その手助けは誰にもできるのではないでしょうか。
こうしろ、ああしろ、ではなく、まずはゆっくりと話を聞く、
こんなことから始めてもらえればと思います。