昨夜、NHKで「ヤクザマネー」なる番組をやっていた。
新興株式市場に、一般投資家に紛れたヤクザのお金
が流入し、不正に多くの利益を得ている。
これが、暴対法以来、資金源を狭められたヤクザの
貴重な資金になっている。
という話。
通常、暴対法施工の中で反社会精力の資金拠出は
禁じられている。
しかし「共生者」とよばれる、何のつながりもない一般
の民間人が「ファンド」の名の元、資金を混ぜ合わせ
市場で運用しているという。
元証券マンや金融ブローカーがその例になっていた。
印象的なのが、数十億円の資金力を持つヤクザが
ベンチャー企業の社長から「担保」にとっているもの。
それが白紙の「委任状」。
通常の世界ではあり得ない。
全株を預けている社長もいる。
これもあり得ない。
ヤクザ曰く、1ヶ月先の1億円よりも、目先の3千万に
経営者は動く。
現金を目の前に詰まれたら、何でも書くそうだ。
経営者にしかわからない「お金」の悩みなのかも
しれないけど、その前に社会人のはずなのに・・・。