国税庁の調べによると・・・
「サラリーマンの平均年収」 (単位:千円)
20-24歳 男性 2,800 女性 2,510 平均 2,660
25-29歳 男性 3,880 女性 3,000 平均 3,530
30-34歳 男性 4,830 女性 3,120 平均 4,280
35-39歳 男性 5,670 女性 2,960 平均 4,830
40-44歳 男性 6,270 女性 2,830 平均 5,070
45-49歳 男性 6,680 女性 2,770 平均 5,190
50-54歳 男性 6,960 女性 2,740 平均 5,330
55-59歳 男性 6,830 女性 2,720 平均 5,330
60- 男性 5,080 女性 2,410 平均 4,070
ということだそうです。
ちなみにデータが若干古い(4年ほど前)なので、
現在とは多少の差異があるかもしれません。
ただ、一目瞭然なのは、女性の年収天井が30歳
早々で来るのに対して、男性は55歳前まで上昇
を続けるとういことです。
業種によっては一概に該当しませんが、依然と
して男女間の給与格差が大きいと国税庁は指摘
しています。
では。
「平均貯蓄は?」
これは、民間の新生銀行より抜粋です。
(単位:千円)※男女の加重平均値
20歳代 4,530
30歳代 5,960
40歳代 10,480
50歳代 15,140
60歳代 19,380
だそうです。
上記の年収に比べるとちょっと「?」と思うかも
しれませんが、個人消費が頭打ちになっている
ことを考えればあながちウソではないです。
仮に20代の年次平均年収を340万円とすると、
大卒入社で8年間で2720万円の所得があります。
可処分所得はもっと下がりますが。
ということは、8年間の収入のうち約12%を貯蓄
にまわしている、ということ。
これ、結構な貯蓄率。
小さめの不動産(マンション)であれば、この額
を頭金ですぐにでもローンを組める額です。
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でも、これらの話、勤める業界によってかなりの格差
があります。
都銀や大手商社、運輸、マスコミなどの平均年収は
上記年次収入の200%UPほど。
格段の差です。
まあ、こんな話をしたのは、学生が「お金は見てない」
なんてきれいごとをよく言うので、現実はしっかると直視
したほうがいいよ、といういうことを言いたかったため。
きれいごとだけでは結婚生活や子育てはできない。
愛情もお金問題で磨耗する。
あまり夢のないことを言うべきではないけど、最近の学生
がいい意味で「ギラギラ」していないのが心配だった。
上昇志向をもって、男女関係なく若さをもってほしい。