言葉と時間 | 子育て~夜遊び~お仕事

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最近あらためて実感することがある。



・口は災いの元


・時間投資




1つめは言うまでもない。

社会にでてからも、学生時代でも人間は常にいろんな

人たちと関わって生きている。

自分だけで出来る事柄など、ほんの一握りであること

についてはだいぶ実感できている人が多いはず。

でも、周囲の人への気配りや思いやりに最大限配慮

している人はまだまだ少ない。


ちょっとした一言が自分の人生や相手の人生を変えて

しまうことだって間々ある。


自己主張や嫉妬で地位や職責にそぐわない発言をし、

職場を追われる社会人も沢山いる。


昨日の2つの事故。

渋谷と新宿での事故。渋谷の事故は尊い人命が失われ、

新宿では不運としかいいようのない若い女性が看板落下

で重症を負った。

この新宿の事故で運営企業のイタリアントマト社の役員

である小野という開発責任者が被害者の怪我の状況につき、


「脳挫傷なんてしてないよ、頭を切っただけでしょ?!」


という発言がテレビカメラに収められ放映された。


今朝の段階ではまだ騒いでいないが、脳挫傷だけでなく

骨盤骨折もしているという。

若い女性で、これから結婚・出産を考えるとこの骨折は

人生に大きな打撃を与える怪我だ。ご両親の気持ちを

考えればこのような発言は許せないだろう。



2つ目の時間投資。


最近では「生き急ぐ」ということばが使われているが、人間

が長生きをする時代になる中、いっぽうで時代の変化は

矢の如しでめまぐるしく変化している。


でも、その中その時流にあわせ人間個人が変化していこう、

という風潮について考えるときに出た言葉だ。


変化が大きい時代こそ、企業や個人は信念と志をもって

1つの方向に腰をすえることが大切ではないかと思う。

もちろん、ビジネスの世界で長期時間投資がいいとは断言

できないが個人や会社全体の時空で言うと10年くらいの

リードタイムはあっていいのではないだろうか。

子供で言えば、この世に生を受けてから小学校4年生くらい

の年数を経た時空になる。



流されず、信念をもって続けることがどれだけ難しいか、

経験された方はよくご存知だろう。




でも、昨今ようやく景気が上向いてきたときこそ、浮かれず

周囲の助長にも乗らず地に足を着ける必要性を感じる。