人の「いい」とこ発見 | 子育て~夜遊び~お仕事

子育て~夜遊び~お仕事

★★★ 訪問いただきありがとうございます ★★★

51歳。ビジネスの裏側。
プライベートなお店情報。
まじめな時事論。社会情報。
多種多様にお届けします。

最近の学生は大手志向が強い。


とにもかくにも「ベンチャーだ!」と叫んでいた数年前とは

大きくかわった。

有名大学を中心に物産、商事、電通、フジ、JTBなど本当

にバブル時代のランキングかと思うような懐かしい配置。



そんな中でもベンチャー志向の学生はいる。



こういう学生はどっちか。

本当に経営意識を持って、具体的な起業年表をもとに学ぶ

姿勢でベンチャーに行く人。

あるいは、表現は悪いが大手に入れずこぼれた人。



後者の学生は酷い言い方かもしれないが、所詮企業に対し

多少なめたことろがあり、長続きしない。

そして転職を繰り返す。

結構お決まりのパターン。


前者の学生は実は大手からも内定を勝ち取り、その上で

辞退をしながらもベンチャーの門をたたく。


具体的な目標と時系列で計画をもった学生は少ないが、この

計画を常に持ち歩く学生が先日大手出版社の説明会で模擬

面接を受けていた。

面接自体はあまり器用ではなかったが、志望動機や自己分析

についてはなかなかの腕前だった。

器用に面接をこなす学生は大抵最終で落ちるのだが、彼の時

に限っては「興味深い」という点と「賭けてみたい」という感情を

持たせられ「採用」につながることも多いだろう。



e



某有名投資銀行の人事部長は、最近の面接で面白いことを

試したようだ。


将来の希望や夢を語らせてもつまらないので・・・


自分の「人生」を想像や希望を交えて4こま漫画で完結せよ。

というものをやったらしい。

これが実に難しく、思考性も確かめられて採用者には実にいい

らしい。センスも垣間見えるし。

学生には難しいだろう。

でも面白く表現できればこの4こまで大きな人生の転機を獲得

できる。



いずれにせよ、この部長はSPIやESだけでは人を信用しない。

まあ、そりゃそうだ。

そういう意味では自由な発想で人の「いい」ところ発見する努力

をする企業に悪い会社はないんだな、とつくづく思った。