先日、「個室ビデオ鑑賞」を経営する方にあった。
先入観で、あのような業態の経営者は「あっち系」だと思っていたが、
この経営者は飲食店を5店舗経営する普通の実業家だった。
私自身、個室ビデオのユーザーではないが仕組みについては理解
していた。
しかし、1つ知らなかったことがある。
ビデオをジャンルはアダルトだけではなく、一般映画も多数あるそうだ。
また、中にはシャワーやマッサージ室を併設する店舗あり、ちょっと
したホテルの様相らしい。
同業態はどれだけ儲かるのか?
純粋な疑問を投げてみた。
この方のお店の場合・・・・
システム>
90分 1,000円
120分 1,500円
360分 2,000円
720分 3,000円
となっているらしい。
一番多いのが2番目だとか。
(どんだけサラリーマンはさぼっているんだ・・・)
で。
部屋数が120部屋。
ちなみに部屋は2畳ほどのスペースに椅子とテレビがあるタイプ。
1日の回転数は平日がメインで。。。。
8回転。
120×1,500=180,000円
180,000円×8=1,440,000円
月次営業日数 30日
1,440,000×30=43,200,000円
経費>
家賃 3,600,000円
仕入 約8,000,000円
人件費 3,200,000円
雑費 450,000円
計:15,250,000円
返済>
銀行返済 3,500,000円
という仕組み。
つまり。
月次で約4,300万の売上があり、経費で約2,000万かかる。
それでも2,000万強のキャッシュが残る。
年間で2億円強の売上だ。
すごい。
しかし、この業界も競争が激しくテレビを液晶に変えるとか、デッキ
の痛みが激しいので物品購入費は上記以上にかかるらしい。
もちろん、地域によっては「地元やくざ」への用心棒代もかかるとか。
男性が家でAVを見れないのはわかるが、それでもこのような発想
と仕組みを考えたのはすごいもんだ。
もちろんAV会社が元締めで多くを吸収する事例もあるらしい。
フランチャイズ展開で、同業態へオーナーとして申し込む人は年々
増えているらしい。
一番多いのが金融機関を定年退職した普通の人だとか・・・
さすが資金回収を目算してきた人たちだけあるわな~。