容姿重視の採用 | 子育て~夜遊び~お仕事

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昨今の景気回復の中、各企業の採用意欲も旺盛になり

その数値も顕在化してきたのはご存知と通り。

こういう状況下で、被雇用者にとっての売り手市場に

なりつつある、と考える方も多いはず。

特に若年層にとっては、今後転職市場においては熱い

まなざしを向けられることになる。

しかし。

最近、とある企業の人事担当者に聞いた話では・・・

「採用意欲は確かに旺盛だし、今後もその傾向は変化

 しないと思う、しかし、採用側として多種多様な

 線引きを設け始めているのも事実。

 我々のようなサービス業はお客様に心地よく時間と

 空間を過ごしていただくために従業員のサービスが

 ある。

 その従業員の採用基準がますます厳しくなるのも

 当然の流れ。」

具体的にはどういうことなのか。

要は、先方曰く「男女問わずはっきり言って容姿重視

であり、学歴も重視する。一方で経営者の意向なので

大きな声では言えないが、特定の宗教団体に所属して

いる人は絶対に採用しない。」

という。

かなり法に触れる危ない話だった。

容姿重視というのは、私の以前いた人材サービス業界でも

容姿端麗な人が最前線で活躍していた事実もある。

宗教に関しては、思想にかかわることなのでそのような

採用基準はなかったが、某米系大手のソフト会社では人事

責任者が「特定の宗教団体」所属者で、人事にその関係者

が多かった事実もある。

企業の景気浮揚に伴い、企業のエゴや理想が先行するのは

いつの時代も同じかもしれない。

それでも表向きは「風通しのよい、フラットな組織」を

標榜する。

今回話しを聞いた企業の担当者も上場企業に身を置く人。

人事の発言としてはいかがなものかと思うが、このような

傾向は一層強まるのかもしれない。